エド&リーのブログ

ライター&ほぼシングルマザーの雑記。Instagram:edoleekikakuもどうぞ。

好きになった人

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雨降りの朝と言えばこの曲ですね

「雨降りの朝で今日も会えないや 何となく」――。

今日はくるりの「ばらの花」が似合う朝ですね。

話があっちやこっちゃに飛びまくってるけど、今日はなんとなく好きになった人のことについて書きたいと思う。

大好きだった人

私には大好きだった人が2人いる。

残念ながら夫(仮)はそこには含まれていない。

よく「2番目に好きな人と結婚した方が幸せになれる」なんていうけど、私はやっぱりどうせ結婚するんだったら一番好きな人と結婚しとけばよかったと思う。

結婚する前は同棲もしていたし、その時はその時で好きだった(んだと思う)けど、当時から夫(仮)はあくまでも一番にはなれなかった。入籍した日はそんなに実感はなかったけど、結婚式はレストランでやったのだが、レストランの外に出て皆に祝福されている時も「あぁ私これで本当に結婚しちゃうんだ」となんとなく思っていた記憶がある。

じゃあなんで結婚したのか?と問われそうだが、当時は本当に「適齢期」だったんだと思う。動物たちが子孫を残そうとするように、私はヒトという動物として「結婚して子孫を残さなければ」という何かに突き動かされていたのだと本気で思う。これは、子どもを産んでからすごく感じていることだが、私たちは紛れもなく動物なのだ。

なので、私は動物として子孫を残すことには成功したので、もう最低限できることはやったかなと思っている。あとは子どもたちを育てるだけが残された仕事だ。

もちろん子どもを産めない人、産まない人もいてもいいと思うし、きっとその人たちには別の役割というか、生きる意味があるからそうなっているんだと思っている。

ただ、生き物である以上、子どもを産むということは必要というか、プログラムされているのではないだろうか。やがてそのプログラムが消失してヒトも絶滅するかもしれないが。

一番大好きだった人

話が逸れてしまったが、一番大好きだった人ははっきりと「この人です(でした)!」と言える。これまで何人かの人と付き合ってきたが、その人は間違いなく一番好きな人だった。

その人は大学時代、服屋でバイトしていた時期があって、隣のお店で社員として働いていた人だ。私より6つ年上で、当時の私にとってはとても大人に感じた。

そもそもその人は顔がタイプだったのだが(当時は)、なんか休憩室とかで話すようになって、帰る方向が一緒だったりして仲良くなった気がする。私は当時芸大生だったので、彼は年下の芸大生の面白い子みたいな感じで話してくれてたんだと思う。今思えば年上といえども、20代半ばなんてまだまだ相手も全然大人じゃないというか、若かったと思うけど、私にとっては顔がタイプで年上の大人の男の人で、服屋さんでおしゃれだし、怒ったりしない緩~い人というか、私を可愛がってくれる人という感じで、大好きだった。

付き合えることになった時はすごく嬉しくて周りの人にも彼のことをよく話していたと思う。多分当時の周りの人は「たしかに服屋の店員さんだからお洒落だけど、そんなにいいか?」と内心感じていたのではないかと思う。申し訳ない。

たしか大学3年の頃くらいから付き合いだしたと思うが、すごく好きだったけどあまり会えなかった。

4年生の頃はもう週4で画材屋のバイト、週1でゼミ、週2で制作、くらいの勢いでほとんど学校には行っていなかったが、芸大生は意外と課題とかもあって忙しく、そして彼も小さなお店でスタッフもほとんどいない状態の正社員だったので仕事が忙しく、私が大学を卒業して、引き続き画材屋のバイトでフリーター生活になっても、あまり会えなかった。結局最後はあまり会えないことが辛くなった私が、彼を責めるようになって、私も将来の不安などもあり精神的に不安定になっていたりして、彼の方から別れを切り出されたと記憶している。

私はそれでもうボロボロになって、1回実家に戻った。それから1年半後くらいに私は単身福岡に行くことになるのだが、実家から帰ってきて数ヶ月~半年くらいは多分軽く鬱状態になっていて、毎日泣いていた気がする。

福岡に行くことになったのは、一人旅で気に入ったことがきっかけだったのだが、その話をし始めるとまた長いのでそれはまた後日書くとする。

あの日あの時

彼は私と別れてからほどなくして将来的な不安から転職をして、小さな化粧品会社かなんかでサラリーマンとして働くようになっていた。今思えば将来を考えていてくれていたのかもしれないが、まぁそれは今さら考えることではない。

たまーにメールで「仕事決まったの?」とかそいういうやり取りはしていたと思う。私は実家に帰ってから半年くらいして、ひょんなことがきっかけで地元の派遣会社の中の人として働いていて、めちゃくちゃ激務だったのであっという間にお金も貯まり、それはのちに福岡に住む時の軍資金となるのだった。

福岡に行くと決める前に、私は彼のいる大阪に戻ろうか悩んだこともあった。

彼とよりを戻すことが目的ではなく、ただ単に兵庫よりも栄えてるし、まぁ知ってる土地だし、画材屋の店長からもいつでも戻ってきて欲しいと言われていたからだ。

でも、結局私は最終的に「誰一人知り合いのいない福岡で新しい人生をやり直そう」と考え、福岡に行く少し前に、一度だけ彼に最後の別れを告げに大阪に行った。当日会うまで福岡に行くことは彼には話していなかった。

彼は相変わらずという感じで、そもそも上昇志向とか全然ない人なので、緩くうだつの上がらないサラリーマンをやってるという感じだった。1年半くらいしか経ってないし、そんなに変わっているわけもなかった。

で、彼は夜、ちょとお洒落な店をたしか予約してくれていたのだが、最後のデザートの時くらいに私が「実は福岡に行くことにしたんよ。もう部屋も決めた」と言った。

デザートはウエイターさんが持ってきたたくさんの小さなデザートの中から好きなものを3つくらい選んで良かったのだが、彼はめちゃ動揺していてたしか同じものを3つ選んでた気がする(今思うととても可愛い)。

「そっか~。そっかぁ~」と彼は何度もつぶやいていて、最後別れ際は「江戸ちゃんならきっとうまくやってけるよ。頑張れよ」みたいな感じで別れたのだが、その後私がホテルに戻ってしばらくしてからだと思うが、彼からメールが届いた。(もしかしたら翌日とかだったかもしれない)

そのメールには「江戸ちゃんから福岡の話を聞いた時にはほんまにびっくりした。俺実は、やり直したいって言おうと思ってた。もちろん将来的に結婚することも考えた上で。でもそもそも別れるって言いだしたの俺の方やし、江戸ちゃんが新しい人生を歩もうとしてるから、俺も新しい人生頑張るわ」みたいなことが書いてあった。

それを読んでも私は「えー!だったらやっぱ大阪行くわ!」とはならなかったのだが、今思えばあの時よりを戻していたら全然違う人生になっていただろうし、ひょっとしたら私は一番大好きな人と結婚できて幸せに一生を添い遂げていたのかな…とも思う。

今思うこと

もう一人の大好きだった人は高校時代の甘酸っぱい話なので、それはそれで結構面白い話なのでまたいつか書ければいいと思うのだが、その大好きだった大阪の彼のことは、今でもよく思い出す。

もちろん私がこんな状況だからというのもあるし、仮面夫婦となってから「あの人と結婚してたらどうなっていただろう」と考えることも度々あった。

ただ、彼に対しては「今も大好き」とかそういうのではない。ずっと実家暮らしをしていた人なのでひょっとしていわゆる「子供部屋おじさん」になっているのではないかという心配である。もし彼が結婚をして幸せに暮らしていたとしても、悔しいとも思わないし、むしろ「あれからよく人と付き合って結婚できたよね。よかったねぇ」と声をかけてあげたいくらいの気持ちだ。

今となっては後悔しかないのだが、結婚する前に私は「結婚するのに元彼の電話番号なんて!」と思って、彼の携帯番号は消してしまい、暗唱できるくらい覚えていた番号もすっかり忘れてしまったので、もう今その彼と連絡を取る手段はない。

facebookに彼らしきページを見つけたが、もう何年も更新されていないので、きっとこの先も多分更新されないと思うし、連絡も取れないだろう。

ただ、一度だけでも死ぬ前には会って話をしてみたいなぁと思う。

だって一番大好きだった人だから。

探偵屋さんに探してもらったら見つかるのかな?今そんなことにお金を使う余裕はないけれど。

この間も書いたが、今の私は「もう男なんてこりごり。尼さんにでもなりたい」と思うほどの気持ちではあるが、かつては恋愛体質で、この間の佐藤健をすぐに好きになるくらい惚れっぽいところもあるので、今もあった事のある人、ない人、名前も知らないような人含め、「いいなぁ」と思う人は正直何人かはいる。

でもだいたい皆素敵だから、結婚してたり子どもがいたり、まぁ普通に考えて無理なので「いいなぁ」止まりである。

しかも、私はもう結婚する必要性があまりないと感じているので、この先再婚することもないのではないかと思うが、でも、一つだけ言えるのは、次もし誰かと再婚するなら、絶対に大好きな人と再婚しようということだ。

夫(仮)と結婚した時のように、少しでも迷いがあるようであれば絶対に再婚しないし、付き合おうとすることもないだろう。

やはり、自分の気持ちには正直に生きたい。

もう嘘をついてはいけないのだ。

さて、今日は月に1度のカウンセリングのある日です。

雨はめちゃくちゃ降ってるけど、そろそろ出かけなければいけない。

今日はこれからの自分の在り方、生き方について話し合うことになっている。

さぁ、出かけよう。

安心な僕らは旅に出ようぜ~♪

思い切り泣いたり笑ったりしようぜ~♪

 

(もうシングルは中古でしかないみたいですね)

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