エド&リーのブログ

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本当は離婚したい人たちへ ⑩公正証書を作った話

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最後のKさんへの記事もなんとか納品し終わったが、また新たな仕事が入り、今日も仕事だ。仕事仕事仕事~仕事をやめると~お金お金お金~お金が~なくなる~(おさかな天国のメロディーで再生)。

本当仕事してばっかりしてるけど(居眠りもしてるけど)、仕事が嫌とかじゃないんだよなぁ…仕事もしたいけど、ほかのこともしたいんだよなぁ…時間が足りないんだよなぁ…。欲張りなだけなのかな~。

ということで、もうそろそろこの別居シリーズのごれまでの流れも佳境に入ってまいりました。もう次くらいで今に追いつくかな?今日はもう別居への道のりもラストスパートにさしかった頃に公正証書を作った話をしようと思う。

公正証書を作るに至った経緯

家の売却なども無事終わり、なんとか引越しまで漕ぎ着けたわけだが、引越しの前にひとつやっておいたことがあった。

それは「公正証書」を作っておくことだ。

今までの人生で「公正証書」なんて無縁だったけど、たしか先日紹介した↓の本で、その存在を知ったんだと思う(ちなみにこの本は今年離婚した親友にあげました)。

www.amazon.co.jp

ところで公正証書とは何かというと、超簡単に説明すると、2人以上の人が約束をする際に、法令で定められた形で公文書として残せる書類のことだ(多分だいたい合ってる)。

まぁメリットとしては、ちゃんとした形で約束の内容を残せるので、例えば相手が約束を破って裁判とかになった時に「あなたこういう約束ちゃんとしてますよね?」みたいな感じで堂々と約束した証拠を突き出せる、印籠みたいな感じだ(多分だいたい合ってる)。

公正証書についてはネットにいろんな記事が出ているので、気になる方は調べてみると私の適当な説明よりもちゃんと理解できるかと思います…すみません。

とにかく「言った言わない」問題をなくすことを目的とした、ひとつの法的効力のある書類って感じだ。

で、なんで私がこれを作ろうかと思ったかというと、

  • とにかくあとで「言った言わない」問題でもめるのが嫌
  • とにかく毎月の婚姻費用をきっちり耳揃えて払ってもらいたい
  • なるべく今後子どものこと以外で夫(仮)と関わりたくない

みたいな感じだろうか。

今現在は一緒に暮らさなくなったせいか、少しマシになっているようにも思うが、夫(仮)はその頃完全に私に対して敵意を持っており(まぁ私もだったけど)、カウンセリングの件しかり、人のアドバイスとかを全然聞こうとしないし、誰かに相談しようともしないので、一度「俺はそんな約束してない」の一点張りになっちゃったらしんどいなーと思ったのである。

あと、個人的には酒の飲みすぎの影響だと信じて疑わないが、彼は物忘れが酷いため、なおさら「そんな約束してない」「忘れた。知らない」とか後で言い出すのではないかと心配になったのだ。

ということで私は、公正証書を作ることにした。その話を持ちかけた時の夫(仮)は、もう思考停止というか、もうどうにでもな~れ状態で、考える気力もなかったのだろう。「こういう書類を作るよ?」と内容を見せても、チラッと確認して「わかった」みたいな感じですぐに作ることに同意をした。

公正証書作成の流れ

公正証書は「公証役場」と呼ばれるところで、公証人という人に作ってもらう。別に別居とか離婚以外にも、例えば遺産の相続とか、色々な場面で作るものなので、色々な人が相談にやってくる。私が行ったのは失礼ながら「こんなとこにあんの?」みたいな寂れたビルの一角だった。「役所」っていうくらいだからもっとちゃんとしたところっていうか、なんか区役所みたいなそれなり独立した建物を想像してたら全然違った。

で、手順としては、これはあくまでも私の場合だが、

  1. ネットで近くの公証役場を探して、そこにメール(電話だったかな?)をして「こういう理由で公正証書つくりたいんですけど~」って相談する。で、下書きとなる書類をいつ持ってくるかとか、どういう書類にしたいかを相談するための日を約束する
  2. ネットで「公正証書」「別居」で調べると、フォーマットみたいなのが出てくるから、その書きに沿ってだいたいの下書きみたいなのを作る
  3. 下書きみたいなのをメールであらかじめ送ってだいたいOKか確認してもらう
  4. 約束の日に交渉役場に行って、事情を話して、担当の公証人の人と話して「じゃあこんな感じで作りますね」みたいな感じで最終確認をする(この時は私一人が行けばOK)
  5. 決められた日(年末&コロナで1ヶ月くらいはかかった)に約束する相手である夫(仮)と公証役場に出向き、公証人が書類の内容を読み上げ、内容がOKなら印鑑押す→「原本」は公証役場で保管され、原本と同様の効力を持つ「正本」と呼ばれる写しみたいなやつを受け取る
  6. お金を払って終了

て感じである。

作成する費用については、その内容によって色々異なるらしく、私の場合はトータルで15,000円くらいだった。これが遺産相続とかで何千万とか億単位のお金が動くとかになると、もっと費用はかかるらしい。私には全く縁のない話なので調べなかったが、最後正本をもらいに行った時に隣のブースにいた人は遺産相続の公正証書だったらしく、かなり高額な費用を支払っていた記憶がある(ごめんなさい聞こえてました)。

公正証書に記載した内容

で、私が公正証書に記載した内容は、だいたいこんな感じである。

  • いついつから別居を開始して、その間の子供の監護は私がやる
  • 夫(仮)は婚姻費用として毎月何日にどこどこの私の口座に◯◯万円を振り込む
  • 婚姻費用以外に何らかの理由でまとまったお金が必要な時は夫(仮)は必要な金額を私の口座に送金する
  • たまに話し合いの場を設ける
  • 子どもをいつ夫(仮)に合わせるとかは子どもらの意思を尊重しながら私と夫(仮)とで相談して決める。ただし子どもらと会う時は事前に私に伝えること
  • お互いが引っ越したり転職した時は連絡先を必ず私に伝えること(蒸発しない)
  • お互いの悪口を子どもに吹き込まない。親戚とかにも言わせない
  • 夫(仮)は可能な限り学校行事の参加などに協力する
  • 夫(仮)が婚姻費用や家のローンの支払いを滞った場合、夫(仮)は子どもとの面会を主張できない。そして私からの申し出により離婚に応じること
  • 飲酒が原因と思われる疾患などの看護についてに私は一切関与しない
  • お互い誰かと再婚するなら、そこに至るまでの第三者との交際は不貞行為とはみなさない(お互い異性と交際することは自由)
  • 将来離婚する際には、また離婚に関する取り決めにお互いが応じる
  • 公正証書で決めてないことはお互い話し合いの場を設けてちゃんと決める
  • 夫(仮)が金銭の支払いをしなかった場合は強制執行を行う

私は最初「お金を払わなかったら子供には会わせない」みたいなことを書いていたが、それは法律的になんか問題があるらしく、公証役場の人がそれに近い形で表現できるように修正してくれたりした。

なので、私はこういう仕事をしていることもあり、最初に持って行った下書きがほとんどそのまま本文になった感じだったが(ぶっちゃけ公証役場の人めちゃ楽だったと思う)、文章表現が苦手な人も、「こういう約束をしたい」と相談すれば、ちゃんと公証役場の人がそれっぽく考えてくれるので大丈夫だと思う。担当者の人にもよるかもしれないけど、たぶん公証役場の人も色々なトラブルを抱えた人とか不安を抱えた人の相手をしてきているので、全然話しやすいし、何も怖がることはない雰囲気の場所なので、気になる人は気軽な気持ちで?利用してほしい。

ある程度安心して新しい生活を始めたいなら公正証書の作成はおすすめ

とまぁこんな感じで公正証書を作ったわけだが、はっきり言ってこれは相手の出方にもよるだろうなと思う。

うちの夫(仮)のようにもうやりとりを放棄してる感じで「勝手にどうぞ」「そんなの作らなくてもちゃんとお金払うし」みたいな感じの考え方の人なら別に問題ないだろう。しかし、例えばろくに家にお金を入れない人とか、「公証役場=法律=怖い!」みたいな考えの人とか、そもそもモラハラ野郎でそんなこと言い出そうものならなんかされるかも、みたいな人だったらそもそも公正証書を作ることすら難しいのではないかと思う。

ちょっとその場合は私にはどうしていいかわからないので、法律事務所とか役所とかに相談した方がいいと思う。

ただ、私みたいな夫がごく普通な感じの人の場合は、公正証書を作っておくことでかなり安心して別居に踏み出せると思う。

今は「そんな仰々しい書類を作らなくても大丈夫」とか「面倒だな」と思っている人も、離婚や別居を考えているのであれば、どれだけ信用していた人も、時として変わってしまうことはわかっているはずだ。

私の場合は、8:2くらいで夫(仮)に原因があると思っているので、基本的に私主導で私に有利になる内容の公正証書を作るに至ったが、そうじゃない場合でも、後々無駄に揉めないようにしたいなら作っておいて損はないだろう。

ていうか、今思えば結婚する時に作っておけばよかったなーと思う。海外とかってこういう契約書作ったりすること多いんだよね?たしか。

以上、公正証書についてのお話でした。

 

(次で多分別居までの経緯についての話は終わると思います。その後はコラム的に色々単発の内容で書けたらいいなと思っています)